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<双葉町>「戻りたい」10.8%で横ばい 戻らない理由「医療環境に不安」が最多 住民意向調査

 復興庁は22日、東京電力福島第1原発事故で甚大な被害に遭い、全町避難が続く福島県双葉町の住民意向調査結果を公表した。「戻りたい」と回答した割合は2017年10月の前回調査と比べ0.9ポイント減、「戻らない」は0.4ポイント増といずれも横ばいとなった。
 「戻りたい」は10.8%(前回11.7%)、「戻らない」は61.5%(61.1%)。「まだ判断がつかない」は25.6%で前回比0.5ポイント減だった。
 「まだ判断がつかない」と答えた人に帰還を判断するために必要なことを尋ねると、「医療・介護福祉施設の再開や新設」が56.7%で最多。「住宅の修繕や建て替えへの支援」が49.1%、「商業施設の再開や新設」が29.0%と続いた。
 戻らないと決めた人の理由は「避難先で自宅を購入するなど継続的に居住する予定」が54.5%、「医療環境に不安」が49.5%だった。
 町は20年春までに町北東部の避難指示解除準備区域と、JR双葉駅周辺の一部区域の避難指示解除を目指す。帰還困難区域に整備する特定復興再生拠点区域全域は、22年春までの解除を目標としている。
 調査は復興庁と県、町が共同で18年10〜11月に実施。回答率は48.0%。


2019年02月23日土曜日


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