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<はやぶさ2>会津大生、着陸の朗報に「一安心」地形判別ソフト開発でプロジェクトに参加

JAXAの記者会見の映像を確認する(左から)須古さん、小林さん。手前はりゅうぐうの模型=会津若松市の会津大

 探査機はやぶさ2が小惑星りゅうぐうに着陸した22日、福島県会津若松市の会津大では、プロジェクトに参加する学生が研究室で朗報を喜んだ。
 プロジェクトには教員8人と本年度の学生7人が参加。このうち大学院の2年杉山貴亮(たかあき)さん(25)、1年須古健太郎さん(24)、コンピュータ理工学部4年小林達郎さん(23)の3人は研究室に集まり、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のインターネット中継で着陸成功を確認した。
 須古さんは、小惑星の表面温度を測定するはやぶさ2搭載のカメラからのデータを分析し、表面の地形を判別する専用ソフトウエア「HEAT」を完成させた。今回の着陸場所を決める重要な役割を果たした。
 須古さんは「先輩から引き継ぎ完成に3年以上かかった。学生で大きなプロジェクトに関わることができてうれしい」と喜んだ。
 一緒にデータ解析に取り組んだ小林さんは「一安心。大学院に進み、HEATの性能評価や新しい機能の追加などJAXAの方と意見交換しながら研究を深めたい」と語った。
 杉山さんは画像データなどを解析し、りゅうぐうの形状分析に携わり、立体モデルを3Dプリンターで作成した。
 同大は初代「はやぶさ」からプロジェクトに携わり、多くの学生がデータ分析などに参加してきた。
 東北では東北大や山形大もプロジェクトに関わっている。


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2019年02月23日土曜日


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