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<阿武隈急行>新型車両到着 1編成2両、7月に運行予定

梁川車両基地に運び込まれた阿武隈急行の新型車両

 宮城、福島両県を結ぶ第三セクター鉄道の阿武隈急行(伊達市)の新型車両2両(1編成)が22日、伊達市の同社梁川車両基地に搬入された。1988年の全線開通から初の車両更新で、運転開始は7月1日を予定する。
 同社が使ってきた全20両は老朽化し、全ての更新が必要。ただ赤字経営が続いており、今回の2両の更新費約4億5000万円は国の補助金約1億5300万円を活用するとともに、両県や沿線5市町が会社分も含めて負担した。
 新型車両は正面が薄い藍色で側面はステンレスのまま。側面の前方近くなどに、阿武隈急行を表す「A」をデザインしている。乗車定員は2両合わせて計270人で、これまでより50人ほど多い。
 JR福島駅から阿武隈急行に乗り入れる形でけん引され、車両基地に入った。安海(あずみ)好昭専務は「地域の交通機関として電車事業を続けられるのは大変喜ばしい。これまで以上に地域の方々に乗車いただきたい」と話した。
 阿武隈急行は新年度も2両(1編成)を更新する方向で、今後、沿線自治体などが負担割合などを検討する。同社は赤字経営が続いており、本年度末の累積赤字は11億5000万円を超える見通し。


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2019年02月23日土曜日


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