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被災3県の津波情報図・震災版を作成 2管本部がHPで公開

岩手県沿岸南部広域分の引潮図
宮城県沿岸広域分の引潮図

 海上保安庁は、東日本大震災の津波断層モデルを使用した岩手、宮城、福島3県沿岸の津波防災情報図を作成し、第2管区海上保安本部のホームページ(HP)で21日に公開を始めた。船舶の津波避難計画の策定や、主要港湾の防災・減災に役立ててもらうのが狙い。

 津波防災情報図は(1)津波が押し寄せる際の速さや水位情報を記す「進入図」(2)津波が引く際の速さや水位低下、海底面の露出場所を示す「引潮(ひきしお)図」(3)ある地点の水位、流れの推移をグラフ化した「経時変化図」(4)動画化した「アニメーション」−の4点セット。
 震災後の測量結果を用いた最新の地形データと内閣府が公表した震災の津波断層モデルを使い、3県の12港と県ごとの広域沿岸海域の情報図を作成した。
 このうち大船渡、石巻、小名浜など8港と宮城、福島両県沿岸は公開中の宮城県沖地震(1978年)、三陸沖北部の地震(68年の十勝沖地震)、明治三陸地震(1896年)の3モデルに震災分を追加。大槌、山田(岩手県)、女川、気仙沼(宮城県)の4港と岩手県沿岸北部、南部は全4モデルを新たに作成した。
 2管本部海洋情報部は「震災によって海底の地形が変化した。船舶関係者から作成の要望もあった」と説明。佐々木幸男本部長は「希望があれば、学校への出前講座も検討したい」と話した。津波防災情報図は、HPトップ画面の「安全情報トップ」から「防災情報」に進むと閲覧できる。


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2019年02月24日日曜日


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