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<ベガルタ>全員が連動、変革の兆し

仙台−浦和 前半、仙台ゴール前で浦和・興梠(中央右)の攻撃を阻止する永戸(同左)。左は大岩。GKシュミット(小林一成撮影)

 仙台が目指す変革の兆しが見えた。5年連続の開幕戦白星こそ逃したが、浦和に対してリーグ戦9試合ぶりの無失点と、全員が連動して封じた。渡辺監督も「手堅い守備はしっかり表現できたと思う」と評価する。
 個の力で勝る浦和の攻撃を集中した守りではね返した。新加入の長沢、兵藤が力を発揮。長沢は前線からのプレスに走り回り、兵藤も相手に体を寄せて食い止めた。兵藤は「激しくプレーしてチームを引き締めようと思った。球際の攻防で相手に負けなかったのが収穫」と手応えを語る。
 昨季は総失点54でリーグワースト4位タイ。敵陣でのハイプレスが機能せず、DFラインの裏を簡単に取られて失点を重ねた。開幕前のキャンプでも「ボールを奪う守備がはまらないことが多かった」と兵藤。課題に向き合って修正を図った成果が出た。
 堅守の一方で、攻撃はまだ変革の途上。ロングボールを長身の長沢が合わせる形で好機はつくったが、前半19分のFKからのシュートはGK正面へ。後半12分のヘディングもGKの好守に阻まれた。長沢は「守備から攻撃につなげるのは表現できた。決め切らないといけない」と悔しがる。
 来月2日の第2節の相手は横浜M。昨季はリーグ戦2戦2敗で計13失点と大量失点を喫した。「いい守備がいい攻撃につながる」と長沢。次は攻守をかみ合わせ、今季初白星で変革の全貌を見せたい。(原口靖志)


2019年02月24日日曜日


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