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ハンド男子日本代表の分析担当 仙台大職員吉田さん「作業効率化役に立ちたい」

分析作業に取り組む吉田さん=柴田町の仙台大

 仙台大(宮城県柴田町)職員の吉田洋志さん(28)が男子ハンドボール日本代表の分析スタッフとして奮闘している。海外で行われる国際大会への同行を重ね、2020年東京五輪に向け、分析作業のレベルアップに励む。

 仙台大ハンドボール部コーチでもある吉田さんは、仙台大外部講師を務めた日本代表の分析スタッフに誘われ、昨年1月にスタッフの後任に就いた。
 同月に韓国であったアジア選手権に帯同し、パソコンのソフトを使って相手選手の情報収集や解析に取り組んだ。今年1月には、ドイツとデンマークで開かれた世界選手権に同行した。
 「スタッフになって1年たち、落ち着いて作業できるようになった」と言う。
 郡山市出身。郡山一中の部活動でハンドボールを始め、尚志高(郡山市)、仙台大で競技を続けた。大学で「どうすればシュートが入るのか」を突き詰めるうち、分析ソフトの存在を知った。修士論文は「ハンドボールのシュート分析」がテーマだった。
 「プレーの映像を見るのが好き。じっと観察すると、選手がシュートを打つ際の癖も分かってくる」と語る。
 日本代表に分析スタッフは1人しかいない。監督や選手の求めに応じ、情報を提供する。オーダーの組み替えや、試合中のディフェンスシステムの変更にもつながる重要な仕事だ。
 東京五輪には開催国枠での出場が決まっている。「分析スタッフとしてやりたいことはたくさんあるのに、十分にできていない。作業の効率化を進め、さらに役立ちたい」と誓う。


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2019年02月24日日曜日


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