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空き蔵で起業後押し 宮城・村田の三セクが貸し出し事業、中心部にぎわい創出期待

空き蔵に構えた店舗でバッグを販売する田中さん(左)

 宮城県村田町の活性化に取り組む第三セクターまちづくり村田が、起業を模索する人に町中心部の「蔵の町並み」の空き蔵を貸す事業「チャレンジショップかくしょう」を始めた。町内での開業を後押しし、地域ににぎわいを生み出すのが狙い。
 貸すのは、江戸時代に紅花の取引で栄えた歴史を今に伝える蔵の町並みで、「かくしょう」の屋号で呼ばれた商家の店蔵約60平方メートル。出店期間は原則1カ月で、費用は物販が5000円、飲食店は1万円。事業は4月21日まで続ける。
 現在は畳のへりの部分を使ったバッグの販売店が金−日曜の午前10時〜午後5時、陶器の販売店が土日の午前11時〜午後5時にそれぞれ区画を分けて営業している。
 手作りのバッグを販売する町内の田中洋子さん(66)は「多くの人に作品を知ってもらいたい。町の活性化にも貢献できればうれしい」と話す。
 まちづくり村田は昨年3月、町内の米麹(こうじ)を使った甘酒と麹料理を提供する飲食店「糀(こうじ)ダイニング藍」の営業を蔵の町並みで始めた。今回の事業も空き蔵を活用し、町中心部に人の流れをつくる取り組みの一環だ。
 千葉勝由専務は「チャレンジショップの利用者には実際の開業までの後押しもしっかりする。魅力的な店舗を増やし、町を盛り上げたい」と話す。


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2019年02月25日月曜日


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