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石巻の集団移転団地、コミュニティー再生着々 あゆみ野に初の町内会

設立総会であいさつする会長の神山さん(右奥)ら

 東日本大震災の集団移転団地として石巻市新蛇田南地区に整備されたあゆみ野で初の町内会となる「あゆみの町内会」が24日、設立された。同地区では3月、「あゆみ野駅前町内会」「あゆみ野中央町内会」(いずれも仮称)がそれぞれ設立総会を開き、全域に町内会ができる見通し。
 あゆみ野地区は面積約41ヘクタール。1月末現在、774世帯1757人が暮らす。市によると、あゆみの町内会は宅地や災害公営住宅など約370戸が対象。
 設立総会が県石巻合同庁舎であり、住民約40人が参加した。菅原秀幸副市長が「町づくりが進む一方、コミュニティーの再構築や孤立防止など新たな課題も発生している。町内会は課題解決の大きな力になる」との亀山紘市長の祝辞を代読した。
 規約や2019年度の事業計画などを承認、役員を選出した。
 会長に就いた神山庄一さん(65)は河北新報の取材に「旧市街地、沿岸部などさまざまな地域から集まっている町内会。防災と子どもの教育を柱に、多様性を生かした町づくりをしたい」と話した。


2019年02月25日月曜日


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