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<楽天>美馬、完璧な内容 手術後初の実戦、2回無失点「戻ってきた」復活への一歩

先発し、2回無失点と好投した東北楽天・美馬

 復活への第一歩を踏んだ。昨年8月に右肘を手術した東北楽天の美馬がオープン戦初先発で2回無安打無失点と完璧な内容を見せた。「マウンドに立って投げられるのは幸せ。オープン戦とはいえ1軍。戻ってきたと実感している」と充実した表情を浮かべた。
 テンポ良く、ストライク先行で攻めた。全20球のうちボールは五つだけ。「自分のいい状態は球数が少ない時。投げたい球を投げられた」とうなずく。
 磨きをかけたカーブが有効だった。一回、3番山田への2球目。カーブでタイミングをずらし、左飛に打ち取った。「カウントを取る球にも勝負球にもなった。うまくいっている」。力強い直球を軸に、スライダーとシュートでベースの幅を目いっぱい使う従来の投球術に加え、緩急が新たな武器になりそうだ。
 開幕先発枠は則本昂、岸の二枚看板に次ぐ3番手以降が定まっていない。平石監督は今後、投球回を徐々に増やす方針を示し「先発候補の一人。開幕に向けて一歩前進した」と評価した。
 通算6度の手術を経験した美馬は「不安を残したまま試合で投げないよう、(開幕までに)しっかり長いイニングを投げておきたい。直球の強さを取り戻し、オープン戦で結果を残す」。2季ぶりの2桁勝利と規定投球回をクリアするため、まずはチーム内の競争を勝ち抜く決意を示した。(剣持雄治)


2019年02月25日月曜日


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