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「給食栄養不足改善を」仙台市教委に市民団体要望 値上げ分「公費で」

学校給食の栄養不足解消などを市教委に申し入れる市民団体のメンバー

 仙台市立小中学校の給食が「栄養不足」に陥っている問題で、市民団体「国民の食糧と健康を守る運動県連絡会」(宮城食健連)は25日、郡和子市長と佐々木洋教育長に栄養不足の早急な改善を求め、市内133団体の署名簿を提出した。
 鈴木新・代表世話人ら12人が市役所を訪れ、市教委の加藤邦治副教育長に手渡した。(1)栄養摂取基準を満たすよう早急に給食を改善する(2)必要な食材費の引き上げは公的負担で賄う(3)食材は県産農水産物を活用する−ことを申し入れた。
 市教委は8日の学校給食運営審議会で、主な栄養素の摂取基準を完全に満たすためには、給食費を小学校は1食80円、中学校は95円引き上げる必要があるとの試算を明らかにしている。
 宮城食健連の梶谷貢事務局長は「栄養不足は今すぐ解消すべきだが(給食費の値上げが必要になるなら)公費で賄ってほしい。保護者だけに負担を求めるのはひどい」などと訴えた。
 加藤副教育長は「栄養量の充足は問題意識を持って取り組んでいる。仙台の場合、食材費は保護者が負担する原則になっており(値上げの際も)この考えが基本になる」などと答えた。


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2019年02月26日火曜日


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