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<ラグビーW杯>釜石市の基金積み立て好調、スタジアム整備費賄える見通し グッズ販売で上積み目指す

釜石市が発売するマフラータオル

 9月に開幕するラグビーワールドカップ日本大会に向けて、試合会場の一つとなる釜石市が設立した「ラグビーこども未来基金」の積み立てが好調だ。これまでに5億800万円の寄付があり、スタジアム整備の市負担分を基金で賄える見通しとなった。大会後のスタジアム活用も見据え、市はさらなる上積みを目指す。
 釜石鵜住居復興スタジアムの整備費は総額48億8000万円。国庫補助や特別交付税、岩手県負担を差し引いた市の持ち出しは2億9100万円となり、全額を基金から繰り出す。
 大会関連経費の市負担分2億8600万円についても一部を基金から拠出する。ただ「大会後の国際交流事業など、使途を指定している寄付者がいる」(市財政課)として、全額は投入しない方針だ。
 市は大会盛り上げと基金上積みを狙い、売り上げの一部が寄付となる帽子、ネクタイなどの応援グッズを次々と販売。3月1日には1本当たり100円が寄付されるマフラータオル(1000円)を市内の特産店や道の駅で発売する。
 基金は2015年7月に設立。野田武則市長は「スタジアムの整備や大会の成功で終わりではない。スポーツや国際交流を通じた子どもたちの育成のため、有効活用したい」と一層の協力を呼び掛けている。


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2019年02月26日火曜日


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