福島のニュース

福島の逸品、海外へ 県がオンラインショップ開設

福島県がイーベイに開設したオンラインショップ

 福島県は国境を越えた通信販売を行う二つのショッピングモールに、オンラインショップ「FukushimaPrime(ふくしまプライム)」を開設した。越境電子商取引(EC)を活用した自治体のショップ開設は珍しく、県は県産品の輸出を後押しする。
 ショップは米国発の「eBay(イーベイ)」と、日本のベンチャー企業が運営する「Ippin mall(イッピン モール)」で、22日に販売を始めた。
 イーベイは喜多方ラーメンや蜂蜜、こけしなど30商品を用意し、米国や欧州連合(EU)、香港、台湾などに売り出す。イッピンは合同会社ねっか(福島県只見町)の焼酎や大七酒造(二本松市)の清酒など、アルコールを中心に22商品を香港やシンガポールなど4カ国・地域で販売する。
 越境EC市場は急速に拡大。特にイーベイの年間売上高(約10兆円)はアマゾン(約19兆円)に次ぐ世界2位で、販売対象も200カ国・地域以上に上る。県は国内市場の縮小を踏まえ、ネットモールを活用した輸出を県内企業に促し、販路拡大につなげてもらう。
 県県産品振興戦略課の担当者は「ショップの運営を軌道に乗せ、参加企業を増やしたい。東京電力福島第1原発事故で失った販路の回復だけでなく、企業の売り上げ増のきっかけになればいい」と話す。


関連ページ: 福島 政治・行政

2019年02月26日火曜日


先頭に戻る