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<栗原市議会>宮城県内初の電子表決 議員1人が操作誤り白票に

電子表決に使われた卓上の専用ボタン。賛成か反対のボタンを押すとランプが光る

 宮城県栗原市議会は26日、本会議を開き、議員席卓上の専用ボタンを使った電子表決を県内で初めて実施した。体調不良で事前のリハーサルを欠席した議員1人が操作を誤り、1票が白票となるミスがあったが、採決の結果には影響しなかった。
 対象の議案は、反対討論が出た消費税率改正に伴う関係条例の修正案。これまで意見が割れた議案は起立や記名で採決してきたが、議会運営の効率化に向け、最新の議場システムによる電子表決を今議会から採用することとしていた。
 26日の採決では、本来は1度だけ賛成か反対のボタンを押すべきところを、1人が締め切り直前に誤ってもう1度押し、賛否が「解除」の状態になった。そのまま開票となり、賛成17、反対7(うち白票1)で表決を終えた。
 ボタンを押すとランプが光るため、議員は自分が賛成、反対のどちらに投票したか確認できるようになっている。押し間違えた議員は「同僚議員に『ちゃんと押したか』などと言われ、つい(再度)押したようだ。ランプの仕組みもよく分からなかった」と述べた。
 市は昨年11月、最新の議場システムを導入。投票用紙の配布や回収などを要する記名式と比べ、電子表決は約15分間の短縮となる。市議会事務局の担当者は「システム自体に問題はなかった。今後は手順の周知など、運用面を整えていきたい」と話した。


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2019年02月27日水曜日


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