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高校生が「あんしんソーセージ」を開発 地元企業が製造し来月、本格販売

手作りソーセージを完成させた南郷高生ら
南郷高生が企画した手作りソーセージ「あんしんソーセージ」

 宮城県美里町の南郷高生が企画した手作りソーセージの販売が、3月1日にスタートする。約2年前に本格着手し、試行錯誤を重ねた。製造に地元業者、パッケージデザインには保育園児が加わり、地域の思いが詰まった逸品に仕上がった。
 無塩せき野菜ソーセージ「あんしんソーセージ」は100グラム(6〜7本入り)300円。同校で育てた季節ごとの野菜を練り込み、パッケージに「南郷高校生徒」の文字を入れた。町内の農産物直売所「花野果市場」と富谷市の「元気くん市場仙台店」で販売する。
 ソーセージ作りは2017年度、同校産業技術科の3年生3人が始めた。本年度の3年生22人が受け継ぎ、豚肉と野菜の組み合わせを検討してきた。
 製造・販売に、町内のハム・ソーセージ製造業とんたろう(鈴木龍一社長)が協力。同校と交流がある涌谷町涌谷保育園の吉田遼祐ちゃん(6)が「『ソーセージおいしい』と言っているところを描いた」というデザインをパッケージに採用した。
 3月からの本格販売を前に仙台市内で2月上旬、石巻別街道の地場産品や観光地をPRする物産展に出品し、用意した110袋が完売する人気だったという。
 構想の段階から指導する山田利佳教諭は「生徒たちは先輩の思いを背負って完成させた。製造を通して地域がつながったことがうれしい」と話す。
 同校は1931年に創立し、食品製造・加工の教育を続けてきた。県教委が大崎地区東部ブロックで検討している鹿島台商、松山との高校再編の対象となっており、佐藤善則校長は「地元密着の学校でこそできる学びを引き継げるようにしたい」と語る。
 ソーセージに関する連絡先はとんたろう0229(58)0092。


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2019年02月27日水曜日


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