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<東松島市>被災跡地の活用を模索 「空き地カルテ」今春にもHPで公開へ

 宮城県東松島市は、東日本大震災の防災集団移転促進事業で買い取った被災元地を有効活用するため、未利用地の情報をまとめた「空き地カルテ」を作成している。今春にも市のホームページで公開し、企業誘致などに生かしていく。
 対象は2000平方メートル以上の土地。震災による津波で甚大な被害を受けた野蒜地区を中心に約50カ所あり、形状や面積、価格、水道・電気の有無などを航空写真と共に掲載する。狭い土地のカルテも順次、準備する予定だ。
 復興庁の土地活用促進モデル調査事業の一環として実施する。一覧性を持たせ、事業用地を探す企業などに分かりやすく情報を提供する。
 市は震災後、集団移転に伴う元宅地など計171.5ヘクタールを買い取った。このうち128.9ヘクタール(75.2%)に奥松島運動公園などを整備する方針が決まったものの、残る42.6ヘクタール(24.8%)は未活用となっている。
 市復興都市計画課の森祐樹課長は「空き地を使って事業をするプレーヤーが必要だが、なかなか現れない。どんな土地があるかを分かりやすく紹介し、利活用を進めたい」と話す。


2019年02月28日木曜日


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