宮城のニュース

<大倉ふるさと農園>広がる畑 実る交流

農園で耕運機の試運転をする利用者=2018年4月(大倉栗生町内会提供)

 仙台市青葉区の大倉栗生町内会などが、栽培指導型の市民農園「大倉ふるさと農園」の利用者を募集している。遊休農地の解消と交流人口拡大を両立させる取り組みで、12年前から続く。農家に野菜作りを本格的にサポートしてもらえる上、交流イベントもあり、利用者の人気を呼んでいる。
 利用者は1区画約60平方メートルの畑で、ジャガイモやカボチャ、レタスなど約10種類の野菜を育てる。区画の一部で自分の好きな野菜を栽培することもできる。
 特徴は、ほぼ隔週土曜に開かれる講習会。4〜12月に16回あり、植え付けから収穫まで各作物の栽培を農家が分かりやすく指導する。石窯で焼いたピザを楽しむパーティーや、芋煮会などの交流イベントもある。
 本年度は、気軽に体験してもらえるプログラムとして、枝豆やサツマイモなど五つのコースも用意した。
 農園は2007年に開設。毎年40〜50人が参加し、リピーターも多いという。遊休農地の増加を受け、面積は約2倍に拡大した。
 郊外住宅地・西部地区で地域活性化に携わる団体に市が助成する「まちづくりプロジェクト」を活用。人口減少に悩む西部地区の課題解決を図る。
 事業代表の結城一吉さん(63)は「地元の定義観光協会などと話し合い、遊休農地の解消に向けて取り組みを進めてきた。農業に関心がある人の受け皿になりたい」とPRする。
 募集は3月20日まで。料金は1区画3万円、体験プログラムは1コース3000円。3日に大倉ふるさとセンターで説明会がある。連絡先は結城さんが営む結城生花店022(392)5519。


関連ページ: 宮城 社会

2019年02月28日木曜日


先頭に戻る