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<楽天>完全復活へ茂木道半ば 3打数2安打も好機で凡退

ロッテとの練習試合の1回、右前打を放つ東北楽天・茂木

 響いた快音とは対照的に表情は渋かった。茂木が「1番・遊撃」で先発出場し、3打数2安打。それでも好機で凡退した五回の打席に悔いが残るようで、「チャンスで打てないのが駄目。まだまだですね」と唇をかんだ。
 1点を追う五回2死二塁の第3打席。難しい球に手を出して2度空振り、3球で追い込まれた。ファウルで粘ったが、結局は空振り三振。最初のストライクから狙う積極性が裏目に出た形となり「頭の中が整理できていなかった」と振り返った。
 第1打席の右前打、第2打席の右中間三塁打はいずれも2球目を捉えた。第3打席の三振に平石監督は「相手がまともに勝負する状況ではない。打席でもっと冷静になってもよかった」と指摘する。一方で、盗塁を決めるなど、攻撃全体を見れば積極的だった点には「しっかりやっている姿を見られた」と評価した。
 昨季後半の度重なる負傷の影響もあり、本人は「練習が満足にできていなかった不安は残る」と打ち明ける。「先の塁を狙う走塁、振り切る打撃が相手へのプレッシャーになる」というのが目指す姿。完全復活までは道半ばのようだ。
 今季は遊撃手で全試合出場が目標。新人だった2016年の117試合出場が最多で、昨季は100試合にとどまった。「重要なポジションを与えてもらっているありがたさがある。ここから頑張っていく」と口元を引き締めた。(剣持雄治)


2019年02月28日木曜日


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