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<除染土再利用>市民の会、南相馬市に3000人分の反対署名

汚染土の再利用案に応じないよう門馬市長に約3000人の署名簿を手渡す渡部代表世話人

 南相馬市小高区の常磐自動車道拡幅工事に、東京電力福島第1原発事故に伴う除染で生じた汚染土を再利用する環境省の実証事業案に反対する市民の会は27日、3055人分の署名を添えて門馬和夫市長に事業に応じないよう要望した。
 渡部チイ子代表世話人(66)ら約20人が市役所を訪れ、「汚染土は全量を中間貯蔵施設(福島県大熊町、双葉町)に運んだ後、県外に持ち出す約束だ」「実証と言うが永久的に置かれる懸念がある」などと訴えた。
 門馬市長は「実証事業そのものを否定はしない。環境省による地元説明会などの推移を見守りたい」と述べるにとどめた。
 渡部代表世話人は取材に「わずか1カ月弱で市内中心にこれだけの署名が集まった。市は気持ちを受け止め、同意しないでほしい」と話した。
 再利用に対しては、候補地の小高区羽倉(はのくら)地区行政区が今月3日の緊急役員会で全員一致で反対を決めた。
 環境省は3月7日、小高区西部地区の行政区長を対象に非公開で事業の説明会を予定している。


2019年02月28日木曜日


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