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達人の味手軽に 大河原の企業が十割そば製麺機発売

そば達人で製麺する本木社長

 宮城県大河原町の製麺機製造・販売「日本蕎麦(そば)街道」が十割そば用の製麺機「そば達人」を発売した。以前に販売した製麺機「生粉(きこ)打ち名人」に改良を加えた。9日に町内で試食会を開き、手打ちに近い味や食感、手軽さをアピールする。

 そば達人は生地を本体上部の受け口に入れ、多くの穴からそばが押し出される仕組み。大きさは高さ約18センチ、幅約15センチ、奥行き約54センチで重さは19キロ。1時間に60食分を製造できる。
 そば達人のそばの断面は生粉打ち名人より縦横ともに0.5ミリ短い縦1.2ミリ、横1.7ミリ。麺を絞り出す部分に特殊プラスチックを使って生地の温度の上昇を抑え、そばの風味を保つことに成功した。
 生粉打ち名人は2006年に販売を始め、東日本大震災時まで続けた。今回、十割そばが健康食として世界的に注目を集める現状を踏まえ、改良品を出すことにした。
 そば達人は東京のそば店で昨年2月から試験運用して好評を得ているほか、佐賀県の飲食店チェーンなどが導入。海外の企業からも引き合いがあるという。
 試食会は午前11時〜午後3時、JR大河原駅前ビル「オーガ」2階の「キッチンバー バラス島」。仙南産の粉を使ったそばが無料で何杯でも食べられる。
 本木拓也社長は「製麺機で作ったと思えない喉越しの良さや麺のこしが自慢。独立に興味がある人が簡単にそば店を開くこともできる」と語る。
 そば達人は80万円で、1時間に120食分を製造できる上位機種は120万円。そばの生地を手軽に作ることができるミキサーは60万円(いずれも税別)で販売する。連絡先は日本蕎麦街道0224(51)1500。


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2019年03月01日金曜日


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