宮城のニュース

<楽天>岸、今季実戦初登板 緩急自在の投球で格の違い見せる

岸孝之投手

 「ライナーが飛んで来ないように。とにかく無事に終わってくれればいい。相手のチームのことはあまり分からないので勉強しておきます」。岸は試合前、いつものリラックスした表情だったが、先発で今季初めて実戦のマウンドに立つと、3回無失点で4奪三振と格の違いを見せつけた。
 一回、先頭に浴びた中前打で目を覚ましたのだろう。後続をあっさりと飛球に打ち取る。2死一塁で迎えたのは台湾代表の主砲林泓育。伝家の宝刀、カーブで空振り三振に仕留めた。
 「基本は真っすぐとカーブで攻める。その二つで終われないと思ったら、別の変化球を試す」。心配は杞憂(きゆう)に終わった。
 二回は三者凡退に抑えたものの、三回は再び先頭に左前打を許した。一回とは配球を変え、100キロ台前半のカーブを多投。相手は緩急についていけず、2者連続三振などに倒れた。この日の投球は直球とカーブが主体で、チェンジアップは2球のみだった。
 オープン戦の時期に台湾で投げるのは初めてだ。投球中にBGMが流れる台湾独特の応援に戸惑いながらも「新鮮で楽しかった」。
 「制球が悪かったので修正したい」と課題を挙げる。それでも「(シーズンの)最初の登板でゼロに抑えられたのはたぶん初めてだし、走者を背負った状態も試せたので、まずまず」とうなずいた(狭間優作)


2019年03月01日金曜日


先頭に戻る