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福島・新地の天然ガス発電所 放水口工事現場を公開

沖合の海底に建設している温排水放水口の工事現場

 福島ガス発電(東京)は28日、福島県新地町で建設を進める県内初の天然ガス発電所の放水口工事現場などを公開した。全体の進捗(しんちょく)率は約50%で、ともに出力59万キロワットの1号機は2020年4月、2号機は同年8月の運転開始を目指す。
 同社は資源開発大手の石油資源開発(東京)など5社が出資して設立された。「福島天然ガス発電所」は東日本大震災からの復興を目指す「イノベーションコースト構想」の一環として、相馬港4号埠頭(ふとう)に建設している。
 冷却用の海水の温排水は、海底を掘削して建設中の内径4メートル、長さ1.4キロのトンネルを通す。放水口は海中に構築したコンクリート製大型箱「ケーソン」に圧縮空気を送り、水や泥の流入を防ぎながら掘削して取り付ける。
 完成すれば沖合から60メートルの相馬港北防波堤の外側に、1度高い温排水を放水し、環境の負荷をかけないように工夫するという。放水量は毎秒28トン。
 発電所は、石油資源開発が隣接地に整備する液化天然ガス(LNG)輸入基地で気化した燃料を使う。東北電力の送電線を利用する。売電先は出資配分に基づき5社が決める。


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2019年03月01日金曜日


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