福島のニュース

<福島第1>格納容器底部ほど高線量 東電、2号機測定結果を公表

 東京電力は28日、福島第1原発2号機で2月13日に実施した原子炉格納容器内部調査の空間放射線量と温度の測定結果を公表した。原子炉圧力容器を支える台座(ペデスタル)の内側は毎時6.4〜7.6シーベルトで、溶融核燃料(デブリ)とみられる堆積物がある格納容器底部に近づくほど上がる傾向があった。
 測定したのは高さを変えた7地点。空間線量は、線量計と堆積物まで約20センチに最接近した時が最も高かった。全体的には2018年1月の前回調査(毎時7〜8シーベルト)と同程度だった。
 台座内側の温度は22.8〜23.2度で測定地点の違いはほぼなく、前回調査(21度)と大差なかった。
 東電の担当者は「底部に線源があると考えるのが合理的だが、堆積物がデブリと即断はできない」と説明。19年度下期に計画する少量採取を経て判断するという。
 格納容器内部のうち、台座外側の空間線量は最大毎時43シーベルト、温度は最高23.7度で、東電は「核燃料が溶融する過程で揮発した放射性物質が移行した可能性がある」とみている。


2019年03月01日金曜日


先頭に戻る