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<照明灯解約忘れ>発覚前の予算要求、架空経費を含む? 局長答弁、副市長慌てて否定 仙台市議会予算委

 仙台市が道路照明灯の電力契約を解除し忘れ、電気代約1億5000万円を無駄に支払った問題について、1日の市議会2月定例会予算等審査特別委員会で市建設局長が当初予算案の照明灯の電気代に架空の経費が含まれていることを認める答弁をし、副市長が慌てて打ち消す場面があった。
 松本由男委員(自民党)が新年度の市街灯電気料を約3億8600万円と積算した根拠を質問。市は「前年度の予算要求額を基本に積算した」と説明した。
 予算要求は昨年10月中旬。解約忘れがおおむね1800件に達すると分かったのが11月だった。このため、当初予算案には既に撤去された照明灯の電気代も含まれている可能性がある。
 小高睦建設局長は「(解約忘れによる)要求額の増減の積算が困難で、修正を行える状態になかった」と釈明。松本氏が「実態のない架空の経費が入っているのか」と追及すると、小高局長は「おっしゃる通り」と認めた。委員会室はどよめき、「ショッキングな答弁」と驚く声が上がった。
 これに慌てたのは藤本章副市長。市は解約忘れの実態を調査中で、5日の市議会全員協議会で中間報告を予定する。委員長に発言を求め「実態がないとの部分は調査結果を分析する中で判断される。現時点では実態がないと明言できるものではなく、理解をいただきたい」と答弁を否定した。


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2019年03月02日土曜日


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