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JR仙台駅の冷暖房 排熱回収率最高レベル 熱電併給の新システム導入

排熱を高効率に再利用するコージェネレーションの新システム

 JR東日本仙台支社は1日、発電した際に生じる熱を冷暖房などに再利用するコージェネレーション(熱電併給)の新たなシステムを仙台駅に導入し、報道各社に公開した。天然ガスを燃料にする最新設備に切り替えた。民生用として排熱回収率は全国最高レベルになった。
 仙台駅地下に設置したシステムは、大型発電機や冷凍機、熱交換器などを備える。自家発電した電気と、その際に発生した熱を冷暖房や給湯に活用し、駅構内や隣接するエスパル仙台店、ホテルメトロポリタン仙台などに供給する。
 発電量1800キロワットはコージェネレーションとして東北最大規模。排熱回収率は85.5%で、従来の40%から大きく向上した。年間の二酸化炭素排出量のうち一般家庭約1100世帯分を削減できるという。
 2000年に導入した従来の設備が老朽化したため、更新工事を17年から進めていた。導入費用は約15億円。同社管内では盛岡駅でもコージェネレーションを導入している。
 仙台支社工事課の佐藤昭良機械担当課長は「電気と熱の地産地消だ。排熱回収率が飛躍的に高まり、環境にも優しい」と話した。


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2019年03月02日土曜日


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