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<卒業式>復興校舎初の巣立ち 宮城・気仙沼向洋高

保護者らが見守る中、新しい教室で担任から卒業証書を受け取る気仙沼向洋高の卒業生

 東日本大震災から8年となるのを前に、被災地の高校で1日、卒業式が行われた。昨年8月に新校舎が完成した気仙沼向洋高(気仙沼市)で、118人が仮設校舎での苦労を振り返り、真新しい学びやを巣立つ喜びをかみしめた。
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 気仙沼向洋高の卒業式は新校舎で行われた。佐藤浩校長が代表4人に卒業証書を手渡し、「地域の支えによってできた校舎から巣立つ最初の卒業生。皆さんの躍動する姿が気仙沼、宮城県全体の復興の原動力となる」と励ました。
 気仙沼市波路上にあった旧校舎は最上階の4階まで浸水。生徒は2011年11月から、約8キロ離れた気仙沼高第2グラウンドに建てられたプレハブの仮設校舎で学んだ。これまでの卒業式は、市総合体育館で開かれていた。
 式では生徒代表の鈴木勇汰さん(18)があいさつ。「新校舎で学校生活がより豊かになった。高校で学んだ経験を大切にし、新たな世界に羽ばたいていく」と誓った。


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2019年03月02日土曜日


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