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<楽天>先発弓削、3回無安打

台湾プロ野球ラミゴとの親善試合に先発し3回を完璧に抑えた東北楽天・弓削

 新人左腕の弓削が、巡ってきた好機をものにした。首を寝違えて戦線を離れた則本昂に代わり、先発の大役を任された試合で、3回無安打無失点と力投。前回登板の雪辱を果たし「自分は(チームの)客じゃない。何度も変な投球はできないと思って投げた」と充実感を漂わせた。
 2月20日の日本ハムとの練習試合では、2回4失点とアピールに失敗。「初登板で浮足立っていた」と投球技術よりも精神面の修正に努めた。「慣れない環境で結果を出せたのはプラス」と、初めての海外の試合で堂々たる姿を見せた。
 変化球の切れ、制球ともに抜群だった。「まずはカットボールとカーブで追い込んでから、決め球のスライダーで抑える。自分の得意な形にできた」。前回の反省を生かし、左打者への内角攻めも怠らなかった。
 直球は最速144キロ。球速以上の球威を発揮した。打者は手元で伸びる独特の球に、なかなか芯で捉えられない。「前掛かりに打ってくるチームには有効」と自信を深めた様子だ。
 平石監督は「疲れもある中でボールに勢いがあった」と絶賛し、先発として起用する考えを強調した。弓削は「アマチュア時代に先発とリリーフを経験し、どちらもできる。とにかく使ってもらえるようにアピールしたい」と意気込んだ。(狭間優作)


2019年03月02日土曜日


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