宮城のニュース

伊達政宗の次女・牟宇姫の魅力一冊に 角田に輿入れ400年 手紙や文献など収録 家族との交流紹介

小冊子「牟宇姫ものがたり」

 宮城県角田市郷土資料館は、伊達政宗の次女牟宇(むう)姫を紹介する小冊子「牟宇姫ものがたり」を1万部制作し、配布している。
 牟宇姫の輿(こし)入れから今年が400年に当たることを記念する事業。姫は1608年、政宗が42歳の時に仙台城で生まれた。仙台藩の家格最高位「一門」筆頭の角田領主石川宗敬に、12歳で嫁いだ。4代当主となる宗弘を含め5人の子宝に恵まれた。
 冊子はA5判、48ページ。角田に残る手紙や文献などから、父政宗、母お山の方、夫宗敬らとの交流を紹介している。人物像や当時の生活や文化についても推測を試みている。
 中には、姫に鮎鮨(あゆずし)を送った際の政宗の手紙で「食べ頃を過ぎると味が悪くなるので、忘れずに食べるように」など娘に対する父の細かい心遣いを紹介したくだりがある。周囲から愛された姫の人物像が浮かんでくる。
 碇子幸枝館長は「知れば知るほど魅力的な人物だ。ぜひ多くの人に知ってもらいたい」と話す。
 無料。同館のほか、4月19日から道の駅かくだでも配る。送料自己負担で郵送も受け付ける。連絡先は市商工観光課0224(63)2120。


関連ページ: 宮城 文化・暮らし

2019年03月02日土曜日


先頭に戻る