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<地上イージス>レーダー実測調査開始 新屋演習場で防衛省

電波強度の実測調査のため新屋演習場に設置された地対空レーダー装置=1日、秋田市

 防衛省は1日、地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備候補地となっている陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)に移動式の地対空レーダー装置を設置して電波を実際に放射する実測調査を始めた。期間は4日まで。演習場に配備できるかどうかを調べる現地調査の一環。
 今回の調査では、地対空レーダーを演習場の中央に設置して演習場内外で電波強度を測定する。開発中のイージス・アショアのレーダーと性能は異なるものの、同じ周波数帯を使う。
 レーダーの電磁波が周囲に与える影響を調べるため、昨年10月から机上でのシミュレーション計算に取り組んでいる。実測値がシミュレーション結果を下回ることが確認できれば、調査手法の妥当性が証明されるとしている。
 秋田市が実際のレーダーを用いた調査を要望していた。伊藤茂樹東北防衛局長は「今回の調査が、机上計算の妥当性を理解してもらう一助になると考える」と述べた。現地調査の結果は新年度に公表される。
 演習場は住宅密集地に隣接しているため、地元はイージス・アショアの強力なレーダーが発する電磁波の人体や環境への影響を懸念している。


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2019年03月02日土曜日


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