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<卒業式>被災地での学習経験生かして 福島・ふたば未来学園高

卒業式後、教室で記念撮影に応じる卒業生たち

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で被災した福島県双葉郡に2015年開校したふたば未来学園高(広野町)で1日、卒業式があった。2期生126人が被災地で学んだことをかみしめ、新たなステージに向けて巣立った。
 丹野純一校長は式辞で「世界の多様性にひるまず、さまざまな人と語らって力を合わせ、未来へ、自分の手でドアを開いて進んでほしい」と激励した。
 卒業生のうち47人は福島第1原発が立地する双葉郡の出身。地域の課題に向き合い、解決策を見いだす探究学習では復興や新しい社会の在り方を考察した。
 全町避難が続く大熊町出身の遠藤瞭さん(18)は廃炉に関する住民の合意形成を考える座談会を企画した。進学予定で「成長できた3年間だった。大熊も双葉郡も好きなので廃炉に貢献する形で関わっていきたい」と話した。
 ふたば未来は19年度、町内に整備中の新校舎に移り、中学校を併設した中高一貫校となる。


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2019年03月02日土曜日


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