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<楽天>外野手争い白熱 島内、田中に続く残り1枠狙う

 東北楽天の外野手の定位置争いが熱を帯びている。攻守で安定する島内と昨季新人王の田中に続く残り1枠を巡り、4年目のオコエと新人の辰己(立命大)がオープン戦で結果を出し、猛アピールしている。田中の右足首の負傷が不透明ながら、最後まで気の抜けない戦いが続きそうだ。
 2月24日に沖縄・浦添市民球場であったヤクルトとのオープン戦。「1番・右翼」で先発出場したオコエは一回、先頭でスアレスのスライダーにうまく対応し、左翼席へソロをたたき込んだ。実戦で既に3本塁打と絶好調だ。
 オフシーズンには専門家の指導を頼りに動画解析などで理論的にスイングを見つめ直した。「自然に良くなっている。動きが体に染み付いてきた」と手応えを実感する。
 辰己も負けていない。「神懸かり的に打てる時期が来ますよ」。試合前の言葉通り、八回に左越え2ランを放った。3月1日の台湾プロ野球ラミゴ戦では3安打し、プロの実戦で初の猛打賞を記録するなど上り調子だ。
 プロの速球に対応するためキャンプで軽めのバットを使っていたが、体重が理想に近い75キロで安定し、素早いスイングが可能になり、これまでの920グラムのバットに戻した。さらに力強い打球を飛ばそうと「もっと重いのを使おうとも考えている」と語る。
 平石監督は「持っている力を出している」と2人の活躍に目を細める。
 外野手は新外国人のブラッシュに加え、トレードで新加入した橋本らが控える。「争いに加われているのがうれしい」とオコエ。辰己も「先輩に負けたくない」と闘志を燃やす。チーム力向上に不可欠な「競争意識」が外野手陣に生まれている。(伊藤卓哉)


2019年03月03日日曜日


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