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<地域医療>登米から発信 訪問診療の医師が講演 医師不足・赤字経営「市民が関心を」

講演する田上氏

 「登米市の未来を創造する講演会」が3日、宮城県登米市迫公民館であり、市内で訪問診療を行うやまと在宅診療所登米院長の田上(たのうえ)佑輔氏が「地域医療は登米市から 地域の声が全て、市民が創(つく)る医療」と題し講演した。
 市民約150人が参加。田上氏は「都市と地方を循環する医師の働き方」をテーマに訪問診療を市内で展開し、現在医師25人が全国から登米市にやって来て、交代で地域医療に携わっている現状を解説した。
 看護師や薬剤師がゲストスピーチし、介護施設など他職種の人々が情報共有し連携して在宅療養ができる体制を市内で構築していることも紹介した。
 医師不足や赤字経営が課題となっている市の病院事業について田上氏は「市民が無関心でいることが一番良くない」と指摘。地域住民、医師、病院、自治体の役割を整理、再考した上で「登米市民病院の良いところを応援していく姿勢が必要だ」と語った。
 田上氏は医療問題を含め「将来のまちづくりには人づくりが大切」と教育の重要性を強調。「頑張っている人を世界一応援してくれるまちに登米がなることを目指そう」と呼び掛けた。


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2019年03月05日火曜日


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