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<グランドセイコー>浄法寺漆の文字盤採用 岩手・雫石で製造の高級腕時計発売

浄法寺漆の文字盤を採用したグランドセイコーの新モデル

 時計製造セイコーウオッチは8日、浄法寺漆の文字盤を採用した機械式の高級腕時計を発売する。最高級ブランド「グランドセイコー」の新モデルで300本を限定生産し、価格は320万円(税別)。グループ会社の盛岡セイコー工業(岩手県雫石町)が製造を手掛けた。
 新モデルは透明感のある褐色の「透け漆」、ぬれたような深みを醸し出す「黒漆」の2種類。ドーム状の文字盤で岩手山の山肌をイメージした。ロゴや数字は金粉などを施す「高蒔絵(たかまきえ)」の技法で立体的に仕上げた。
 新たに開発したムーブメントにより、上下左右など時計の向きで生じる誤差(姿勢差)は国際的な「クロノメーター規格」より厳しい1日平均8秒以内を実現した。
 盛岡セイコー工業内にある「雫石高級時計工房」の職人が、部品の製造や組み立て、検査を担った。セイコーウオッチは「国産漆は扱いが難しいものの、耐久性に優れている。日本の伝統文化を世界に発信したい」と話す。
 国内外の専門店で扱う。連絡先はセイコーウオッチ(0120)061012。


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2019年03月05日火曜日


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