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子どもの目で盛岡学ぶ 歴史や文化が題材の自由研究を紹介 地元を愛する女子高生が企画

研究結果を解説する三浦さん(左)

 盛岡市の歴史や文化を題材にした小学生の自由研究を紹介する「モリガク作品展」が、市内のもりおか歴史文化館で開かれている。盛岡を愛してやまない女子高生が「子どものうちに古里を深く知れば愛着が一層強まり、首都圏への若者流出に歯止めがかかるはず」と企画した。10日まで。

 盛岡一高2年の沢口花咲(はなえみ)さん(17)が歴史文化館の協力を得て、市内の全小学校から作品を募集した。盛岡さんさ踊りの起源、「じゃじゃ麺」のおいしさの秘密、ハクチョウが飛来する「高松の池」の水流などに迫る47点の力作が出そろった。
 高学年の部で最優秀賞に輝いた杜陵小6年三浦悠唯子さん(12)は、戊辰戦争で奥羽越列藩同盟への参加を決断した盛岡藩家老楢山佐渡を研究した。文献に当たったり、資料館を訪ねたりして成果を大判の用紙8枚にまとめた。
 新政府軍に寝返った秋田藩との戦いに敗れて切腹した楢山を「最後まで自分の仕事をして、最後まで戦った人」と分析。「(盛岡藩も)同盟から外れても良かったと思うが、薩長に日本を任せられないと判断した」と考察した。
 3日に表彰式があり、沢口さんは「作品のレベルが全体的に高く、盛岡の良いところをたくさん知ってもらえたと思う。来年以降も続いてほしい」と笑顔で話した。
 作品展は午前9時〜午後6時。入場無料。連絡先は歴史文化館019(681)2100。


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2019年03月05日火曜日


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