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<富岡町議会>定数4減の10に 避難先からの住民帰還進まず、将来を見据えて判断

 福島県富岡町議会は5日の3月定例会本会議で、議員定数を現行の14から10に4減する条例改正案を賛成多数で可決した。任期満了(2020年3月30日)に伴う町議選から適用する。
 東京電力福島第1原発事故による避難指示は17年春、帰還困難区域を除いて解除された。しかし、避難先からの住民の帰町が進んでいないことを受け、昨年夏に特別委員会を設置して検討を進めていた。
 本会議は1人欠席し、起立採決で賛成11だった。塚野芳美議長は取材に「町の現状や将来の人口などを見据えた結論」と説明。原発事故で被災した同じ双葉郡の町村などとの「今後予想される合併も視野に入れて議論した」と話した。
 2月6日の特別委では9人が「4減」を支持していた。他は「現状維持」3人、「2減」1人で、現状維持派からは「定数削減はかえってなり手不足を招く」との意見も出たという。
 町に届け出ている町内居住者は1日現在で877人。町人口(1万2972)の6.8%にとどまる。


2019年03月06日水曜日


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