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<仙台市温暖化対策>ガス削減指針策定へモデル事業成果に手応え

 温室効果ガス削減の指針となる「(仮称)アクションプログラム」策定に向け、市は2016年10月〜18年3月、市内の工場や百貨店など10事業者を対象にモデル事業を実施し、削減効果などを検証した。10事業者のうち5事業者が1〜6%の削減を達成した。
 達成した5事業者は、事業所内の人数に応じた小まめな空調温度調整などを実施した。冷蔵庫の開け閉めを最小限に抑えた例では、エネルギー排出量を金額換算したことで従業員の意識が変わったという。
 従業員へのクールビズやウォームビズの推進、非常用発電機の試運転時間の短縮などにも取り組んだ。
 残る4事業者は業務拡大や気候の影響などで増加し、1事業者は結果を公表しなかった。
 市によると、参加事業者からは「専門家の知見をもらえて良かった」「市の助言により、自社の省エネの取り組みを従業員全体で共有できた」などと肯定的な意見が多かった。市が懸念した計画書作成の負担感を訴える声は少なかった。
 市環境企画課は「18年1〜3月が前年同期より寒かったことを考えると、モデル事業はおおむね評価できる結果だ。中小事業者にも参加してもらえるように工夫したい」と総括する。


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2019年03月07日木曜日


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