宮城のニュース

<週刊せんだい・蔵出しスペシャル>息は「自らの心」の反映

自律神経を整える呼吸法などを教えている医療機関「統合メディカルケアセンターTree of Life」=仙台市青葉区

 昨年4月から取材を担当した夕刊編集部の記者4人が、取材で感じたことやこぼれ話を紹介します。

■心を整える方法 〜東洋の知恵に学ぶ〜(18年10月)

 昨年10月の「心を整える方法〜東洋の知恵に学ぶ〜」を担当し、瞑想(めいそう)と呼吸法、ヨガ、座禅を取り上げた。世知辛い世の中で読者が心穏やかに生きられる一助になればと思ったのが、執筆のきっかけだった。
 取材を進めていくうちに、マインドフルネスなど瞑想への関心が高まっていることを実感した。特に、リフレッシュするため、身構えずに瞑想を生活に取り入れている女性が多かったことが印象的だった。
 自分勝手に行わず、正しい方法で実践することが大事だ。瞑想と銘打っているものの中には怪しいものもあるので、指導者や組織が信頼できることを見極める必要もある。
 また、人が生きていく上で不可欠な呼吸が、方法によって心身の健康に大きく影響することが体験してよく分かった。呼吸法は手軽にできる心身の健康法だ。まさに息とは「自らの心」の反映だと得心した。
 「ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される」。釈迦(しゃか)が説いた最古の経典とされている「ダンマパダ」(訳は中村元)の一節だ。取材を通じて、深い意味に少しは触れられたような気がしている。(沼倉淳)


関連ページ: 宮城 社会

2019年03月07日木曜日


先頭に戻る