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<楽天>激戦遊撃手 15年目藤田と若手の村林に茂木加わり三つどもえ

藤田(左)、村林(右)と守備連係の練習をする茂木

 正遊撃手争いが過熱しそうだ。プロ15年目の藤田、若手の村林に加え、茂木が1軍へ合流。3選手が激戦区を勝ち抜くため、技に磨きをかけている。
 「守備が下手。他の選手に比べて練習も足りない」。茂木は6日の全体練習後、酒井内野守備走塁コーチに志願し、約1時間ノックを受けた。
 「昨年とは違う自分を見せたい」。昨季後半、左脚や左肩のけがなどで1軍の戦列を離れていた悔しさを晴らす覚悟だ。平石監督もこの言葉に、「時々気持ちが弱くなってしまうことがあった。だが、今は違う」と心境の変化を感じ取った。
 打力が魅力の左打者だが、2016年の入団以降、まだ打率3割を達成していない。「シーズンを通して活躍しないと意味がない」と気合を入れる。
 藤田は、新加入の浅村が二塁固定されたことで遊撃に転向した。これまで3度のゴールデングラブ賞を獲得した名手は、さらに守備の技術を高めようと必死だ。
 球場ごとに打球のバウンドなどが異なるが「どんな場所で試合に出てもしっかり守れる状態にしたい」と話す。
 1日にあった台湾のプロ野球ラミゴとの親善試合。村林は3点を追う九回、同点の左越え3ランを放った。これまで打撃を課題としていたプロ4年目が自信をつかんだ瞬間だった。
 今年1月、ソフトバンクの今宮と北九州市で行った自主トレーニングでは、2時間以上連続でバットを振った。春季キャンプでもスイングの量を重視したことで「体の使い方や打席でのタイミングの取り方が分かってきた」と手応えをつかんだ。
 「それぞれタイプが違う。横一線の状態だ」と平石監督。シーズン開幕まで競争は続く。(伊藤卓哉)


2019年03月07日木曜日


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