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サクランボの花をストラップに 門出祝う淡色の贈り物 卒業前の児童へ若手農家作成

サクランボの花を使ったストラップ作りに取り組む研究会のメンバー
大富小の6年生に贈られるストラップ

 東根市大富地区の若手果樹農家でつくる大富果樹研究会が、地元特産のサクランボの花を使った携帯ストラップを手作りし、地元小学校の6年生に卒業記念品として贈呈する準備を進めている。サクランボの花には「善良な教育」の花言葉もある。メンバーは「ストラップを通して郷土愛を育んでほしい」と話す。
 ストラップは金属のフレームにサクランボの押し花を置き、紫外線に当てて固めるレジン液に浸して作成した。記念品にふさわしいように、ラメなども入れて華やかさも演出している。
 研究会によると、サクランボの花は剪定作業で出た不要な枝を集め、40度以上の湯に浸した後、室温10度以上の管理した部屋で咲かせた。会では以前から、冬場の収入源としてサクランボの花を使った商品開発を目指し、ストラップやキーホルダーなどを試作していたという。
 サクランボの花には「善良な教育」「あなたに真実の心をささげる」などの花言葉があるため、昨年は地元のおおとみ保育園に満開にしたサクランボの花を贈呈。今年は地元の農業をより身近に感じてもらうためストラップにし、卒業記念品として同市大富小6年生53人に贈ることにした。
 同校の卒業式は18日。贈呈式は8日に開かれる予定だ。加藤直会長(45)は「地元でもサクランボの花を見分けられない子どもは多い。ストラップをきっかけに地域や地元の農業に関心を持ってもらえればうれしい」と話している。


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2019年03月07日木曜日


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