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<震災8年>「あなたに会いたい」女川海保が不明者捜索

家族から預かった花束を海に手向ける潜水士ら=7日午前9時40分ごろ、女川町

 宮城海上保安部は7日、女川町の桐ケ崎漁港周辺で東日本大震災の行方不明者を捜索した。
 12人が死亡・行方不明となった七十七銀行女川支店に勤めていた行員の家族らの要望を受けて実施。巡視船「くりこま」の潜水士8人が水深20〜30メートルの海中を確認したが、手掛かりは見つからなかった。
 冷たい雨が降る中、家族らは岸壁で捜索を見守った。行員だった長女絵美さん=当時(26)=の行方が分からない成田博美さん(58)=石巻市=は「間もなく8年がたつが、悲しみは深まるばかり。必ず私が生きている間に何かの形で会いたい」と声を詰まらせた。
 捜索した潜水士の土肥和也副班長(31)は「手掛かりが見つけられず残念。少しでも家族のためになるなら、今後も精いっぱい捜索を頑張りたい」と話した。


2019年03月08日金曜日


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