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<なでしこL・マイナビ仙台>きょうまで台湾キャンプ チームづくりに自信、選手の「交流」深まる

紅白戦で汗を流す安本主将(手前左)ら

 サッカー女子、なでしこリーグのマイナビベガルタ仙台レディース(仙台)が、昨年に続いて2度目となる台湾キャンプに取り組んでいる。日中の最高気温が30度近くにもなる熱帯圏での練習に、辛島啓珠(けいじゅ)新監督は「いいチームづくりができている」と満足そう。21日に開幕するリーグ戦で3位以内を目指すチームの視界は良好だ。
 台南駅から車で15分ほどにある台南市の永華サッカー場。周辺を野良犬が歩き回り、ピッチのすぐ脇を原付きバイクで走行しながら見物する人もいる。日本とは大きく異なる環境の中、選手の明るい声が響く。安本主将は「温かい所で練習できるのはうれしいし、ありがたい。選手同士の交流も深まっている」と台湾遠征の効果を感じている。
 2日は10人ずつの紅白戦などに取り組み、攻撃の連係を重点的に確認した。昨季のチームの得点と失点はともにリーグワースト2位。辛島監督は攻守両面の立て直しを強調しつつ、「お客さんが見て面白いと思うゴールチャンスをつくることを意識して練習している」と語る。
 キーマンとなるのが、昨季リーグを制覇した日テレからプロ契約で加入したMF隅田。左右両足から精度の高いスルーパスを出し、球際の競り合いも強い。4−4−2のシステムのボランチに起用される見込みで、辛島監督は「日本代表の経験もあって、攻守のレベルが高い。プロ選手にふさわしい活躍をしてほしい」と期待する。
 隅田は左脚に違和感を抱えており、今は全力でプレーできない状況だが、「順調に回復している」と強調する。「(年齢が)上の人たちも優しく、チームになじめてきた。(持ち味の)粘り強い守備と、ゴールに直結する好機を積極的につくる」と意気込んだ。
 チームは8日まで練習する。期間中は台南市を表敬訪問したり、地元の子供たちと交流を深めたりし、9日に仙台空港に戻る予定。
(狭間優作)


2019年03月08日金曜日


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