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<震災8年>海底さらい車や漁船引き揚げ 岩手県、地元漁協の要請受け実施

海底から引き揚げられた乗用車=7日午前11時55分ごろ、大船渡市三陸町越喜来の泊漁港

 東日本大震災の発生から8年となるのを前に、岩手県は7日、大船渡市三陸町の越喜来湾で海底をさらい、津波で流されたとみられる乗用車や漁船の残骸を引き揚げた。
 作業は地元漁協の要請を受けて実施した。水深約20メートルの海底に横たわっていた乗用車には漁網が絡み、貝類が付着。警察官が車内の遺留品などを調べた。
 沈んでいた漁船は養殖作業用の小型船とみられる。劣化が進んでおり、船体の一部だけを回収した。
 越喜来漁協の舩砥(ふなと)秀市組合長は「震災後に1年をかけて撤去したが、まだ見つかるのかと驚かされる。被害の大きさや激しさが思い出される」と語った。


2019年03月08日金曜日


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