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<福島第1>3号機の燃料取り出し、4月に延期 

 東京電力は7日、福島第1原発3号機の使用済み核燃料の取り出し開始を、予定していた3月末から4月に延期すると発表した。取り出し機器に新たな不具合が発生した。廃炉工程表(ロードマップ)で定めている「2018年度中ごろ」の取り出し開始目標からさらにずれ込む。
 東電によると、2月28日の燃料取扱機(FHM)の操作訓練中、燃料をつかむ機器を上下させるモーターの異常を示す警報が出た。制御盤内の部品やケーブルのコネクターを交換したが、不具合箇所の特定と復旧には至っていない。
 東電は「ケーブルやモーターは予備品があり、不具合箇所が分かり次第、速やかに交換できる。ずるずると遅れないようにする」と強調。20年度中を目標とする取り出し完了時期への影響はないと説明した。
 取り出しは元々、昨年11月に始めるはずだった。昨年3月のFHMとクレーンの試運転開始以降、動作不能などのトラブルが相次ぎ、その後の総点検で14件の不具合も見つかったことから、東電は開始を3月末に修正していた。
 3号機原子炉建屋の燃料プールには使用済み514体と未使用52体の計566体の燃料がある。


2019年03月08日金曜日


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