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被災地の大麦、元気を醸す クラフトビール2商品発売

穀町ビールが発売した「の・ビール」

 東日本大震災で被災した東松島市で栽培した大麦を使ったクラフトビールの新商品が7日、クラフトビール醸造所の穀町ビール(仙台市)と、アサヒグループホールディングス(HD、東京)から発売された。
 穀町ビールの新商品は「の・ビール」でアルコール度数6%、330ミリリットルの瓶タイプ。東松島産大麦を100%使用し、無ろ過で製造した。すっきりとしながらもコクのある味わいに仕上げた。
 商品名は大麦の生産地である東松島市野蒜地区などにちなんだ。販売価格は税抜き750円。東松島を中心に石巻、仙台両市の酒屋でも取り扱う。
 アサヒHDが発売したのは飲食店向けの「希望の大麦エール 2019」。まろやかさと苦みが特長で、価格はグラス1杯(300ミリリットル前後)が税込み680〜700円。仙台や東京のグループ直営店16店舗で提供する。
 アサヒHDは2014年、一般社団法人東松島みらいとし機構(HOPE)と連携し、被災した宅地の跡地などで大麦を栽培する「希望の大麦プロジェクト」を開始。収穫した大麦で地ビールや菓子を生産してきた。
 仙台市内で7日にあった新商品の発表会で、アサヒHDの浅山貴子CSR部門マネジャーは「プロジェクトを地域に根付かせ、被災地になりわいとにぎわいを生み出したい」と話した。


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2019年03月08日金曜日


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