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さくら野仙台店運営会社 破産手続き27日終結へ

 さくら野百貨店仙台店(仙台市青葉区)の運営会社エマルシェ(同)が自己破産した問題で、同社の破産手続きが今月27日に終結する見込みであることが8日、分かった。
 関係者によると、非公開の債権者集会が8日に仙台地裁であり、破産管財人が経過や見通しを示した。
 仙台店跡地のビルの原状回復費などを巡り、一部オーナーらとの間で進めていた調停が2月下旬、仙台簡裁で成立。他のオーナーとの折衝なども経て、弁済に充てられるべき財産や、破産手続きによらず随時弁済を受けられる債権が確定した。エマルシェの資産は約6億円、負債は約36億7000万円に上るという。
 破産申請当時、エマルシェの社長だった安藤俊氏は河北新報社の取材に応じ「仕入れ先やお客さまなど多くの方々にご迷惑をお掛けした。改めておわび申し上げる」と謝罪した。
 仙台店は八つのビルで構成され、6オーナーが所有する。他に建物取り壊しの同意を求める調停などもあったが、いずれも収束している。オーナーらは今後、ビルの解体方法や再開発の方向性など具体的な協議に入るとみられる。
 仙台店の関係者は「跡地はJR仙台駅前の一等地に位置する。できるだけ早く合意を形成し、再開発によってにぎわいをもたらしてほしい」と話す。


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2019年03月09日土曜日


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