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がん闘病の故三本杉さんの詩集 販売収益174万円患者団体に寄付 福島・矢口さんら

パンダハウスに日めくりカレンダーの収益を寄付した矢口さん(右)

 福島市のアマチュア写真家矢口洋子さん(75)らががん患者支援など福島県内の10団体に計約174万円を寄付した。同県双葉町出身で元中学校教頭の故三本杉祐輝さんの詩集の収益を充てる寄付は4年間で計1000万円を超えた。
 福島市にある難病と闘う子どもと家族の滞在施設「パンダハウス」には7日に贈呈した。矢口さんは三本杉さんに触れ「亡くなっても良い言葉は残り、心に響く。皆さんが詩集を買ってくださったおかげで寄付ができる。感謝の気持ちでいっぱい」と瞳を潤ませた。
 詩集は「綿毛にのって」のタイトルで、日めくりカレンダーなどの形で3種類あり、矢口さんが兵庫県の運送会社経営木南一志さん(60)らと発刊した。
 三本杉さんは2014年、がんのため56歳で亡くなった。東京電力福島第1原発事故で避難生活を送りながら、命の重さを伝える詩をブログにつづった。
 日めくりカレンダーは1000円(税・送料込み)。連絡先は矢口さん090(7935)2265。


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2019年03月09日土曜日


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