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<仙台・東部復興道路>工事最終盤、秋に全線開通 津波への多重防御完成へ

沿岸部を南北に貫く東部復興道路。秋の全線開通に向け、最終盤の工事が急ピッチで進む=仙台市若林区荒浜付近

 東日本大震災に伴う津波で甚大な被害を受けた仙台市の沿岸部で、宮城県道塩釜亘理線を6メートルかさ上げした「東部復興道路」の整備が最終盤を迎えている。全長10.2キロの盛り土工事は今月末で98%が完了し、秋に全線開通する。津波にのまれた仙台平野に新たな堤防が築かれ、海岸堤防との多重防御が完成する。
 市によると、まだ盛り土がされていないのは若林区の荒浜交差点付近と井土浦川付近の2カ所だけ。周辺道路と接続する取り付け道路、交差点14カ所の整備も進む。新年度はガードレールや信号機の設置を急ぐ。
 復興道路から西に延びる県道荒浜原町線など三つの避難道路は今月中に総延長7.0キロのうち5.9キロの整備が終わり、夏には完成する見通し。復興道路や避難道路などには「津波避難方向」を矢印で示した標識を33カ所に取り付ける。
 復興道路は2014年3月着工。当初は今月末の完成を目指したが、一部区間で地盤改良などが必要になり、全線開通は約半年遅れる見込みとなった。


2019年03月10日日曜日


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