宮城のニュース

<震災8年>閖上に被災後初の町内会 住民「交流で笑い増えた」

出席者に融和を呼び掛ける長沼会長(中央)

 東日本大震災で被災し、現地再建が進む名取市閖上地区に9日、震災後初の町内会が設立され、住民によるまちづくりが始まった。住民同士の親睦を図ってきた閖上中央第2団地住民有志の会が母体となった。
 閖上中央集会所であった「閖上中央町内会」の設立総会は委任状提出者も含め約130人が出席。交流イベントの定期的な開催や、5月の「まちびらき」への参加などを確認した。
 会長に選出された水道設備業の長沼俊幸さん(56)は「一昨年7月、閖上に戻った当初は顔を見ても分からない人がいたが、交流会を開くうちに笑い声が増えてきた。それが本当の暮らし。みんなが引っ越して良かったと思える地域にしたい」と話した。
 市によると、同町内会の対象地域は県道塩釜亘理線の東側で、集合型の災害公営住宅5棟を除くエリア。約190世帯、約400人が生活している。


2019年03月10日日曜日


先頭に戻る