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<震災8年>チベット仏教で犠牲者追悼 松島・天麟院

経を読み、法楽器を鳴らして犠牲者を悼んだ法要

 神奈川県で活動するチベット仏教のグループ「ナムギャル」の中で法要の流れを学ぶ「THCチベタン法要クラブ」のメンバーが9日、松島町の天麟院で東日本大震災慰霊復興祈願法会を行った。
 チベットの民俗衣装「チュバ」を身に着けたメンバーら約20人が訪れ、声を合わせてチベット語で読経。
 シンバルに似た「ロルモ」、小太鼓のような「ンガ」、チャルメラに似た「ギャリン」など伝統的な法要用の楽器を鳴らし、震災犠牲者を悼んだ。手元の花びらを散らす「散華」も行い、幸せと復興を祈った。
 日本人チベット仏教僧でナムギャルの新井サンポ代表は「震災発生時は被災地をサポートできなかった。わずか2日間だが、心を込めて祈りたい」と話した。
 同クラブによる法要は昨年に続き2回目。10日午前11時から同町の瑞巌寺本堂でも法要を執り行う。参加自由だが、本堂は拝観料が必要。復興支援として近代日本画家の田中墨外の仏画展も瑞巌寺宝物館で4月15日まで開催している。


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2019年03月10日日曜日


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