宮城のニュース

<ベガルタ>シマオマテ「神戸はバルセロナではない」VIPトリオとの対戦に強気

紅白戦でパスを出すシマオマテ

 ビジャ、イニエスタ、元ドイツ代表のポドルスキ。3人の名前の頭文字で「VIP」と称されるスター軍団に新加入のシマオマテが立ちはだかる。「神戸はバルサ(バルセロナ)ではない」ときっぱり。震災から8年の節目を迎える被災者らに、試合で強敵に臆せず挑む姿を見せる。
 8日の紅白戦。兵藤とダブルボランチを組むと、攻守で存在感を発揮した。守備では持ち前の当たりの強さでボールを奪い、長短のパスを散らして攻撃のリズムをつくった。「神戸戦では堅い守備をしながら良い攻撃が必要。好機にしっかり決めたい」と頼もしい。
 日本デビューとなった前節の横浜Mで敗れはしたがフル出場し、6日のYBCルヴァン・カップの鳥栖戦でも途中出場して勝利に貢献。渡辺監督に「ボランチとして日に日に良くなっている」と高評価を得た。
 経験では「VIP」に引けを取らない。スペイン1部のレバンテで4季プレーし、イニエスタらとも対戦。日本での再戦を前に「相手は素晴らしい選手がそろっているが、気にせずにやりたいサッカーをしたい」と強気な姿勢を崩さない。
 震災当時はギリシャの強豪クラブでプレー。「世界中が悲しいニュースに驚いた」。1月のチーム始動で大きな被害が出た東松島市を訪れ、被災地の現状を心に刻んだ。被災者を思う気持ちは他の選手と同じ。「被災地に勇気を届けるように戦いたい」。強い決意を力に変える。(原口靖志)


2019年03月10日日曜日


先頭に戻る