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<仙台防災未来フォーラム>震災伝承の重み、若者確認 トークセッション

若者による震災伝承をテーマに開かれたセッション

 「仙台防災未来フォーラム2019」で、河北新報社は「311伝え継ぐのはわたしたち〜次世代が担う震災伝承トークイベント」と題したセッションを開き、約150人の来場者と共に若者が担う震災伝承の重要性を確かめ合った。
 1995年の阪神大震災当日に生まれ、語り部活動をする神戸市の会社員中村翼さん(24)は「震災の記憶が直接ない自分でも語れることはたくさんある。犠牲と混乱を繰り返さないためには、出来事と教訓を伝え継ぐしかない」と訴えた。
 河北新報社などが運営する通年伝承講座「311『伝える/備える』次世代塾」2期生の大学生3人は、アイドルグループAKB48の元メンバーで女優の岩田華怜さん(20)=仙台市出身=と共に巡った東松島市野蒜の視察について報告。
 3人は「次世代塾や視察を通じ、震災についてまだまだ知らないことがたくさんあると学んだ」「教訓や体験を被災地に学び、身近な人たちに伝えていく」と強調した。けがで欠席した岩田さんは伝承の重みについてメッセージを寄せた。
 石巻市出身のパーソナリティー本間秋彦さん(57)も加わったトークセッションで、全員で「震災を風化させない」と確認。「二度と犠牲と混乱を繰り返さないため、防災の大切さを発信する」と誓い合った。
 セッションは4月に始まる次世代塾3期に向けたキックオフイベントで、河北新報の震災復興企画「今できることプロジェクト」とも連携し、日本損害保険協会が特別協賛した。


2019年03月11日月曜日


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